お子さま:女の子
3歳になる少し前、いくつかの単語を言い、歌をうたい、質問を質問で返し(オウム返し)、本の読み聞かせを拒み、テレビで見た台詞を突然話し出し、欲しいものがあるときは顔を見ず手を引いていき、目を合わせず、爪を噛み、暇になるとくるくる回り(自己刺激)、公園で皆と遊べず一人草むしり、見学に行った幼稚園では先生の紙芝を目を輝かせて聞いている子供たちをよそに一人ウロウロ歩き回り、ママともパパとも呼ばなかった。診断名:自閉症。3歳0ヶ月で受けた発達検査、発達年齢1歳後半DQ59病気の治療法を探す気持ちでネット検索をはじめ、ロバース博士のABAの研究結果をみてこれしかないと思った。理由は成果が数値ででていたから。ABAを批判する人も少なくは無いが、3年間一日24時間共に過ごして沢山話しかけても変わらない我が子には違う教え方が必要なのはわかっていたので迷いはなかった。色々な本を読み、セラピストを探して3歳1ヶ月のときABAを始める。一日2時間週5日、4歳からは週2〜3時間。3〜4歳2〜3語文、4〜5歳4〜5語文、癇癪を起こすことも少しずつ減っていき、現在5歳6ヶ月、6〜7語文、オウム返しは無くなり質問をし、新しい言葉をすぐに覚え、簡単な本を読み、表情が豊かになり、3歳の妹と遊び、幼稚園は普通級でほぼ問題なく過ごしている。今は週に8時間のセラピーを受け、5歳0ヶ月で受けた発達検査、発達年齢4歳9ヶ月DQ94セラピストは愛情ある接し方で、子供のどんな反応にも落ちついて対応できる経験豊富な方で、向上心が強く、課題を根気よく、忍耐強く指導してくださいます。家や学校での問題点の相談にものってくださり、適切な回答がもらえます。思い起こせば始めの1年は親子共々よく泣きました。でも我が子の為我が子の成長を信じて続け、少しずつ泣くことも減り、今ではセラピストに褒めてもらうために勉強を楽しんでやっています。どうか諦めないで、子供に学ぶチャンスを与えてあげてください。
子供の成長に疑問を感じ、スキルキャンプに通うようになって、4月で1年。無我夢中の毎日だった1年。この1年が子供の成長にどれだけの影響を与えることができたか…。子供は驚く程成長しました。
2歳になっても言葉を話すことが出来ず、また、呼んでも振り向かず、目をあわすことが難しく、心配になり専門医に診ていただきました。先生からの答えは 「まだ2歳1ヶ月。成長段階で非常に判断しづらいが、自閉症か多動性の傾向がある。」との事。疑ってはいたものの、実際に医師からそう告げられると動揺 し、専門書を読み、自分の子供はやはり違うのでは?と当てはまらない部分を探しては、その傾向があるだけで違うかも…と、心の中で期待を膨らませ、当ては まる部分があるとまた落ち込んでいた毎日。別の医師にも診ていただきました。その医師からは、「自閉症であるだろう。自閉症の場合は、特別何かをしてあげ るということはまだ小さいのでありません。様子を定期的に見ていきましょう。」と言われました。以前診ていただいた医師からは、「成長段階なので、改善す る可能性もあります。何より家族や周囲の大人が、なるべく多くコミュニケーションをとってください。」と言われていました。この医師の考え方の違いに驚き ました。子供に自閉症、多動性の疑いがあるのならば、改善することを信じ、出来ることをしようと考えました。3月上旬に医師からの宣告。3月の末には、大 人とのコミュニケーションをとれる環境にするために実家に引越しをしました。そんな時にスキルキャンプを紹介していただき、矢嶋さんにお会いしました。お 互い同じ悩みを持つ者同士、すぐに私の気持ちを理解していただけました。矢嶋さんの熱心なスキルキャンプへのこだわり。ここに子供をお願いしてみようと思 いました。この頃は、毎日がとても大切に思えて、一日でも早くセッションを受けさせたいという気持ちで一杯でした。
4月から週3日。1日1時間30分のABAのセッションがスタートしました。初めてのセッションは落ち着かず、座っていることが出来ませんでした。この 頃、私の事は「ママママママ」パパの事は「パ」という程度。名前を呼んでもなかなか振り向かず、「これ一緒にやろう!!」と言っても興味がなければしない という状況でしたから、「あ」「お」「ぱ」などの発音練習。パズル、ボール遊びなどから始まりました。先生が指示をしても、自分に言われているという事に 気付いていないので、なかなか出来ませんでした。家でもセッションで先生がしていたように、「ちょうだい」と言わないと欲しい物をあげない。という事を徹 底して行いました。
1ヵ月後 「牛乳ちょうだい」を「ぎゅ〜、ちょ〜だい」 「ママ」「パパ」 「おいしい」を「おいひ〜」 「お花」を「おはや〜」と言える様になり、セッションも10分くらいなら座って受ける事が出来るようになりました。
医師からは、「自閉症のような目的のない動きが少なくなってきた。」と言われました。この頃、家族で旅行に出かけました。旅先では本当に笑顔ばかり。以前 はなかなか笑わなかったので、とても嬉しく思う反面、笑わなかった時期の子供の気持ちを思うと、とても辛くなりました。また、ホテルの大きな魚のオブジェ を見つけ、「おっき〜い」と両手を広げて表現し、私の手を引いて何度もそのオブジェを見にいきました。他人と共感する気持ちが芽生えてきたのだと、とても 感動しました。
2ヵ 月後 遠くから名前を呼ぶと「はい」と返事をするようになり、リビングから「ママ~」と走ってキッチンまで来るようにもなりました。セッションでは20分 くらい個室で座って受けられるようになり、1から10までのカウント、100語くらい言えるようになりました。医師からは「多動性の可能性はありますが、 自閉症という事はないでしょう。」と言われました。
3ヵ月後 「パパ、いな〜い」「むし、いた」などの2語文が言えるようになり、寝言で「ママ〜」と言ったのには本当に驚きました。又この頃には、写真を撮る時に、カメラ目線が出来るようになりました。
6ヵ月後 ほとんどの事を理解し、対応できるようになりましたが、まだ自分のやりたい事への執着心がとても強い感じです。
11ヶ 月後の現在 他人への思いやりの気持ちが出て来て、私が兄弟の事を叱っていると、「○○がかわいそうだよ〜」と言ったり、雨で花が濡れていると「お花、か わいそ〜」と言ったりします。また、テレビを見ていても「おもしろいね、ママ!!」「○○だね、パパ!!」と気持ちの共有をします。先日は「ママ、いつも ありがとう」の一言。嬉しくて抱きしめてしまいました。現在セッションは週3日、1日2時間です。2時間のうち運動をする約20分以外は個室で座って受け ています。
苦手な発音もあり、何を言っているのか聞き取れないこともあります。自分の思い通りにいかないと大声で泣いたりもします。落ち着きない時もあります。でも 今は、一緒に何でも出来、気持ちを共有し、共感する事が出来る事をとても嬉しく思っています。
成 長段階の子供にとって1日1日はとても大切です。その時期にきちんとしたプログラムのもと指導していただけた事。子供の成長状況により何度もプログラムを 組み替えていただきました事。矢嶋さんや先生方にはとても感謝しています。毎日の生活の中で生まれる疑問からしつけの方法にいたるまで、子供だけではな く、私も沢山の指導をしていただきました。
お子さま:男の子 言語:日本語 担当セラピスト:陽子先生
子供の成長に疑問を感じ、スキルキャンプに通うようになって、4月で1年。無我夢中の毎日だった1年。この1年が子供の成長にどれだけの影響を与えることができたか…。子供は驚く程成長しました。
2歳になっても言葉を話すことが出来ず、また、呼んでも振り向かず、目をあわすことが難しく、心配になり専門医に診ていただきました。先生からの答えは 「まだ2歳1ヶ月。成長段階で非常に判断しづらいが、自閉症か多動性の傾向がある。」との事。疑ってはいたものの、実際に医師からそう告げられると動揺 し、専門書を読み、自分の子供はやはり違うのでは?と当てはまらない部分を探しては、その傾向があるだけで違うかも…と、心の中で期待を膨らませ、当ては まる部分があるとまた落ち込んでいた毎日。別の医師にも診ていただきました。その医師からは、「自閉症であるだろう。自閉症の場合は、特別何かをしてあげ るということはまだ小さいのでありません。様子を定期的に見ていきましょう。」と言われました。以前診ていただいた医師からは、「成長段階なので、改善す る可能性もあります。何より家族や周囲の大人が、なるべく多くコミュニケーションをとってください。」と言われていました。この医師の考え方の違いに驚き ました。子供に自閉症、多動性の疑いがあるのならば、改善することを信じ、出来ることをしようと考えました。3月上旬に医師からの宣告。3月の末には、大 人とのコミュニケーションをとれる環境にするために実家に引越しをしました。そんな時にスキルキャンプを紹介していただき、矢嶋さんにお会いしました。お 互い同じ悩みを持つ者同士、すぐに私の気持ちを理解していただけました。矢嶋さんの熱心なスキルキャンプへのこだわり。ここに子供をお願いしてみようと思 いました。この頃は、毎日がとても大切に思えて、一日でも早くセッションを受けさせたいという気持ちで一杯でした。
4月から週3日。1日1時間30分のABAのセッションがスタートしました。初めてのセッションは落ち着かず、座っていることが出来ませんでした。この 頃、私の事は「ママママママ」パパの事は「パ」という程度。名前を呼んでもなかなか振り向かず、「これ一緒にやろう!!」と言っても興味がなければしない という状況でしたから、「あ」「お」「ぱ」などの発音練習。パズル、ボール遊びなどから始まりました。先生が指示をしても、自分に言われているという事に 気付いていないので、なかなか出来ませんでした。家でもセッションで先生がしていたように、「ちょうだい」と言わないと欲しい物をあげない。という事を徹 底して行いました。
1ヵ月後 「牛乳ちょうだい」を「ぎゅ〜、ちょ〜だい」 「ママ」「パパ」 「おいしい」を「おいひ〜」 「お花」を「おはや〜」と言える様になり、セッションも10分くらいなら座って受ける事が出来るようになりました。
医師からは、「自閉症のような目的のない動きが少なくなってきた。」と言われました。この頃、家族で旅行に出かけました。旅先では本当に笑顔ばかり。以前 はなかなか笑わなかったので、とても嬉しく思う反面、笑わなかった時期の子供の気持ちを思うと、とても辛くなりました。また、ホテルの大きな魚のオブジェ を見つけ、「おっき〜い」と両手を広げて表現し、私の手を引いて何度もそのオブジェを見にいきました。他人と共感する気持ちが芽生えてきたのだと、とても 感動しました。
2ヵ 月後 遠くから名前を呼ぶと「はい」と返事をするようになり、リビングから「ママ~」と走ってキッチンまで来るようにもなりました。セッションでは20分 くらい個室で座って受けられるようになり、1から10までのカウント、100語くらい言えるようになりました。医師からは「多動性の可能性はありますが、 自閉症という事はないでしょう。」と言われました。
3ヵ月後 「パパ、いな〜い」「むし、いた」などの2語文が言えるようになり、寝言で「ママ〜」と言ったのには本当に驚きました。又この頃には、写真を撮る時に、カメラ目線が出来るようになりました。
6ヵ月後 ほとんどの事を理解し、対応できるようになりましたが、まだ自分のやりたい事への執着心がとても強い感じです。
11ヶ 月後の現在 他人への思いやりの気持ちが出て来て、私が兄弟の事を叱っていると、「○○がかわいそうだよ〜」と言ったり、雨で花が濡れていると「お花、か わいそ〜」と言ったりします。また、テレビを見ていても「おもしろいね、ママ!!」「○○だね、パパ!!」と気持ちの共有をします。先日は「ママ、いつも ありがとう」の一言。嬉しくて抱きしめてしまいました。現在セッションは週3日、1日2時間です。2時間のうち運動をする約20分以外は個室で座って受け ています。
苦手な発音もあり、何を言っているのか聞き取れないこともあります。自分の思い通りにいかないと大声で泣いたりもします。落ち着きない時もあります。でも 今は、一緒に何でも出来、気持ちを共有し、共感する事が出来る事をとても嬉しく思っています。
成 長段階の子供にとって1日1日はとても大切です。その時期にきちんとしたプログラムのもと指導していただけた事。子供の成長状況により何度もプログラムを 組み替えていただきました事。矢嶋さんや先生方にはとても感謝しています。毎日の生活の中で生まれる疑問からしつけの方法にいたるまで、子供だけではな く、私も沢山の指導をしていただきました。
4月からは幼稚園に入園します。不安もありますがとても楽しみです。